おりんくうと学ぶ2Dゲー開発

のほほんと進むゲーム作りブログ

ツイのモタクは名刺を作れ(イベント当日編)

ドット絵アドベントカレンダー8日目です。
adventar.org

はじめに

棒助です。1年ぶりにはてブを書きました。

イベントっていいですよね。例えば来たる12/9に東京でPixelArtPark5通称PAPをやるそうです。ぼくは行けませんが。

pixelartpark.com

関係ないですけイベントってオフ会的な雰囲気ありますよね。イベントでは名刺交換が非常に捗ります。めちゃめちゃ楽しいです。というわけで皆さんも作りましょう。

目次

名刺を作る

「1日で名刺なんて作れません」「名刺受け取ってもらえるか心配です」「名刺ってたくさん作らないといけないんでしょ?」「名刺の記事書くならもっと早めにやるべきだろJK」各方面からいろんな声が聞こえてくるのでお答えします。

  • 1日で名刺なんて作れません → 作れます
  • 受け取ってもらえる? → 受け取ってもらえます
  • たくさん作らないといけない? → 一枚だけ作って首に下げるとかあり
  • 早めに記事を書くべきでは? → ごめんなさい

余裕ですね?といわけでやり方をいくつか説明していきます。

どの方面で攻めるべきか

名刺と言っても色々なやり方があります。軽く上げてみますと、

  • ふつうの両面名刺
  • ふつうの片面名刺
  • 完全手作り数量限定
  • オリジナルサイズ

とこんな感じです。まずどのデザインで作るかを決めましょう。まあ時間がない人は片面と手作りの2択になると思います。ここに沿ってレイアウトを決めていきましょう。

サイズ

どのサイズで作ればいいかは印刷会社に頼む場合、会社ごとに出されているテンプレートを確認しましょう。ワードやPPで出すこともできます。

ここからはEDGEやAsepriteその他ドット絵エディタ上でデザインしたい人向けの話です。一般的な名刺のサイズは300dpiで1075px*650pxっぽいですね。dpiがわからない人は無視してもまあ大丈夫だと思います。

名刺のサイズ・ピクセル - 用紙サイズ一覧.com

画面にドット絵を貼りたい場合(ここを見てるほとんどの人だとは思いますが)、このままだとクソデカドット絵になってしまいますね。とりあえず比率さえあってれば正しく印刷機に出してもらえると思うので整数倍に小さくしたキャンパスを作りましょう。たぶん213px*130pxないし107px*65pxぐらいで大丈夫だと思います。また比率があっていても印刷でずれることがあるのでこの辺については後で話します。

なにを書けばいいか

名刺って何を書けばいいのかわからない人、いると思います。とりあえず体感名刺によく載せられてる情報一覧です。

  • 名前ないしだれか判別できるもの(英語表記もあるとなお良い)
  • 各種SNS等のアカウント
  • メール等連絡先

この辺があると良いですね。他にもサイトを持ってる人はリンクを張ったりしておくといいと思います。あとは自由なので好きなことを書いていきましょう。ただし文字は少ないほうがデザインとしては洗練されたものになっていきます。

最終的にはこれらをお絵描きエディタ上で配置していきます。

 

レイアウト

配置はデザイン力が問われるので結構しんどいです。これについても自分が作るときにいくつか意識していることをば。

載せたい情報を画面いっぱい載せるとごちゃごちゃしてしまいます。なので情報に優先順位を付けましょう。例えば自分の場合はこんな感じでした。

  1. 自分の名前
  2. SNSのアカウント、メールアドレス
  3. イラスト

名刺を見たときこの順番に目線が向かうようにしてあげます。これについては大きさ、色、配置で差をつけられます。

大きさについては言わずもがなですね。人は大きいものが最初に目線に飛び込みます。

色については皆さんのイメージする名刺のデザインと相談にはなりますが、基本的に背景色と反対の色相の色を使ってあげると目立ちます。また優先順位の低い情報についてはあえて色相の近い色を選んであげて目立たせないようにする工夫も必要です。

配置については非常に奥が深いのでここでは書き切れませんが、本当に色々な方法があります。一つ意識しておいてほしいのは、画面上をすべて埋めなくても配置が美しければ綺麗に見えることです。空白の美学というやつですね。

それで完成したのがこんな感じです。

名刺の画像

最初に名前に目が行き、そこからアカウント、画像の順に目が行くようにしたつもりです。また名前とアカウントの幅をある程度揃えたりもしています。

そんなデザインしてる時間がないという人はお気に入りの画像にイラストソフトで文字を加えるだけでもいいと思います。その際注意してほしいのは文字のサイズの基準をpxに変え、アンチエイリアシングを切り、サイズをフォント指定サイズの整数倍にすることです。そうすることでドットバイドットの表示にすることができます。

Medibangの画面

自分のオススメはMedibangPaintです。フリーのソフトでなんやかんやドット絵方面にも強いので愛用してます。

先人の名刺

 名刺のやべーやつです。裏表で文字が鏡文字になってるのがおしゃれ。

 トランスフォームするやべー名刺です。ヤバい。

 ぼくの名刺です。解説したやつです。

印刷

ここは印刷機が家にあるかないかで別れます。

家に印刷機がある場合

印刷機が家にある場合、家で印刷するのが一番手っ取り早いでしょう。名刺サイズの紙がない場合は2つ選択肢があります。名刺サイズの紙を買うか普通の紙に印刷して切り取るかです。自分は印刷用紙を家電量販店で買いました。大体の家電量販店はまあ少なくとも10時には空いていると思うので関東方面在住の人は間に合うと思います。他の場所でも心当たりがある人はそこで買いましょう。

家で印刷をすると特に名刺サイズの紙の場合結構臨んだものと違ったものができることがあります。印刷の設定はサイズを名刺サイズにし、設定はフチなしで印刷しましょう。画面が滲む場合はインク周りなどの中の部分を掃除すると滲みが消えることがあります。また位置がずれる場合は根気よく元画像をずらしてあげましょう。

家に印刷機がない場合

印刷機が家にない場合は各種コンビニ印刷サービスを使いましょう。出来はあまりよくはないらしいですがイベント参加が初めて等なら十分です。詳しくはないのですがBiziCardってサービスが出来が良いらしくとりあえずこれをお勧めしておきます。もし準備をする期間がある場合はちゃんとした印刷所で印刷してもらいましょう。

枚数

何枚刷るかは割と悩みどころですよね。出店する側なら売る数+ちょっとでいいと思います。そうでない場合、絶対に渡したい人+ちょっとって感じでいいと思います。

参考に、自分が渋谷ピクセルアートに一般行でったときは30枚刷って20枚ちょっと渡しました。

最後に

イベントは楽しいので楽しみましょう。名刺があるともっと楽しめると思います。明日PAP行く人はぼくの分まで楽しんできてください。

おまけ

ツイのモタクは差し入れをしよう

イベントで差し入れされるとめっちゃ嬉しいです(少なくともぼくはそうでした)。というわけで差し入れをするときのポイントです。

かさばるものは受け取る側が困ります。控えましょう。匂いがきついものや消費期限が短いものもあまりよくないです。この辺を加味して差し入れはやや高級なコンビニとかで売っているお菓子が多い印象です。

ちなみに僕が貰って一番ヤバいなって思ったのはアイロンビーズセット一式です。会場に持ってきて家に帰ってから開けて遊んでみてくださいと言って渡してくれたなんか (@nankadatta) | Twitter さんはマジで天才だと思います。ドッターにアイロンビーズを布教したい人は明日PAPにアイロンビーズ一式をダイソーとかで買って持っていきましょう。めっちゃ喜ぶと思います。